エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
部屋には風船などのデコレーションがされていて【MARRY ME】とローマ字が並んでいる。
「えっ、これ……」
「実は、菅沼先生にも協力してもらってたんだよ」
え……だから最後、歯切れ悪かったの? なんか急に帰るって言ったのはこのため?
「香澄、俺のお嫁さんになってほしい」
「……っ……」
千晃さんは私の目の前で膝をついてしゃがみ、指輪を差し出した。
「七瀬香澄さん、一生、幸せにします。結婚してください」
そう言った千晃さんにもちろん、私はイエスと答えた。
「ありがとうございます、千晃さん。よろしくお願いします」
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その後、千晃さんは病院を退職しお父さんの会社に就職した。それからもいろいろあったけど、私たちはたくさんの人にお祝いされ結婚式も挙げた。
まぁ……そのいろいろはまた話そうかな。
「香澄! 俺の手握った!」
「そんな騒がないでよ、さっき寝たところなんだから」
「だ、だって……全てが可愛すぎて」
いつもはクールで私に過保護な旦那様は、子供にも甘々になってしまったようです……!
fin.


