好きっていえない2人の関係
「おはよう」
朱里が返してくれた。
いつもなら眠そうに返すのに、今日は何故かはっきりと返してくれた。
「あのさ、話したいことがあるんだ」
朱里が真面目な顔でこっちを見てきた。
「なんだよ笑どうした?」
哲平は明るく返した。
「私、今フリーだよ、」
哲平は固まった。
何も言い返せなかった。
ふざけてるのか?怒りすら覚えたかもしれない。
色んな感情が混ざりあった気がした。
ただひとつ、最後に残った感情は、
「朱里のことが好きだ」という感情だけだった。

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