好きっていえない2人の関係
「待って、なんで今言った?」
哲平は声を震えさせながら答えた。
「昨日哲平が彼女さんと電話してるのを聞いて、嫉妬してしまったんだ。その時改めて、私は哲平のこと好きなんだって思った。」
「だから彼氏と別れたのか?」
哲平は疑問に思ってることを全てぶつけた。
「違うよ、彼氏には振られた。
向こうが新しく好きな人ができたんだって。」

待ってくれ。
俺と全く同じ状況じゃないか。

「だから哲平とこの関係を続けていれば、いつか哲平が別れた時に付き合えるんじゃないかって思ってた。」

なんでだよ。
朱里のこと好きなのに。

「でも哲平には優しくて、明るい、いい彼女さんがいるから、」


俺はまだお前に気持ちを伝えてないのに。


「この関係やめて、あまり関わらないようにしよ。」


もう、付き合えないじゃないか。
俺はお前のことがずっと。


朱里は服を来て荷物をまとめていた。
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