西岡三兄弟の異常な執着
使用人室内━━━━━

松久「なんか、とんでもないことになったわね……」
斉藤「てか、あんなにテレビと正反対だなんて……」
山田「ちょっと…退いた……」
塩見「とりあえず、こなすしかないわ!」
水樹「そうですね!」

水樹達は、見合わせて話していた。

山田「でも、三兄弟カッコよかったぁ!」
松久「花苗様、羨ましいなぁ」
斉藤「そうですね!いいなぁ~」
塩見「確か、幼なじみなのよね」
水樹「そうなんだ…」
斉藤「それで、あんなに仲いいのね!」
松久「あの三兄弟と幼なじみなんて、幸運よね~!」
山田「確かに、運がいいなぁ!
私も幼なじみだったら、今頃……/////」


塩見「なんか、ついて行けない……」
水樹「私も……」

松久、斉藤、山田は、まだ20代後半から30代だからか若く仕事というより、三兄弟に会いたいが為に来たことがわかる。
水樹と塩見は、40代で家政婦の仕事が目的なので会話についていけないのだ。

そこに森宮が入ってきた。
「遅くなりました。
明日からの仕事内容などを、お話します。
最初に言っておきますが……
僕は同じことは二度と言いませんので!!
一度で理解し、習得してください。
メモなどとって構わないので、個人で工夫してください。
あと最初に言ったように、ご主人様達四名様には何があっても歯向かったり、意見しないようにお願いします。
言葉づかいや、言動にもお気をつけください」

「あの、すみません。一つよろしいですか?」
水樹は、手を上げ森宮に向き合った。
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