天才外科医と身ごもり盲愛婚~愛し子ごとこの手で抱きたい~
服を着ていた時よりもダイレクトに伝わる甘い快感は頭の芯を痺れさせ、初体験への恐怖や緊張、理性をも、徐々に奪っていく。
「あっ、あっ――」
体を捩らせて快楽を逃がそうとするも、勇悟は私の弱いところを執拗に攻め続け、私は大きな波に飲み込まれるようにして、初めての絶頂を迎えた。
「平気か?」
「ん……体、びりびり、する」
蕩けきった体の中から、勇悟の太く長い指が出ていく。
なんだか名残惜しい……。そんな私の想いを代弁するように、彼の指先には甘い蜜が糸を引いていた。
勇悟は汗ばんだ私の前髪をそっと撫でつけて微笑む。その仕草は優しいけれど、瞳の奥には隠し切れない情欲の炎が揺らめいている。
私が勇悟を欲しているのと同じくらい、私のことも欲しがってくれているのかな。
勇悟になら、全部あげるよ――。
私も彼の顔に手を伸ばし、両手で包み込みながら、触れるだけのキスをする。勇悟は一瞬呆気にとられたような顔をした後、苦しそうに眉根を寄せて訴えた。
「……悪い。もう、我慢できない」
「うん。いいよ」