キラキラ星
ホームに電車が入ってきて、光が言っていた車両の白線の内側で待っていると入口に光が立っていた。

私は手を振って

「おはよう光。」

「おはよう美香。あっちの空いてる席に座ろう」

「うん」 

ピピ〜と車掌さんの笛の音でドアが閉まり動き出した電車。

「空いてて良かったね。今日は平日だからネズミーランド空いてるかな」

「う〜ん、
夏休みに入ったから結構混むんじゃない?
ランドもシーもアトラクションでは並ぶと思う」

「まぁ、そうだよね。友達がさ、まずは予約パスをゲットしておけって言ってた。」

「ああ、アレな。ネズミーランドに詳しい友達はどんなコースで回れば良いとかアドバイスあった?」

「うん。ホラこの紙見て。コレがすんなりと回れるらしいんだけど…」

美香は、友達が書いた紙と小さめのガイドブックを光に見せた。


「見せて。なるほど…シーからかぁ」

「この通り行ってみる?シーのアトラクションをたくさん回りたいんだ。」

「うん。そうしよう。」

そのあとは、2人でガイドブックを眺めながら乗りたいアトラクションの話していた。
< 145 / 526 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop