キラキラ星
話しをしながら歩いて鈴木道場へ向かう。

師範には電話していたし、

18時からの稽古の生徒が準備運動をしていた。

「ココが、鈴木道場だよ。あ、師範!
昨日電話で話しをした遠藤 美香さんです。」

「ああ、坂田君。こちらが遠藤さんですね。
遠藤さん、私の妻で師範のエマが今日は体験の稽古をつけます。 エマ〜!」

「はい! 今日はヨロシクお願いします!」

「ゴメンなさい。あなたが、遠藤さんね。
今日は、私が説明と実際に稽古をつけますのでヨロシクお願いします」

お互いお辞儀をしてから、下駄箱の説明から始まり、更衣室へ案内された美香。


俺も更衣室で道着に着替えて稽古場でしっかりと準備運動をする。

するとミツルが近づいてきた。

「光〜。昨日は逃げ切るの大変だったんだぞ!」

「ハハハ。ゴメン。ミツル」

「なぁ、あの美人と知り合いなのか?」

「うん。モデル事務所が同じで、撮影の時にいろいろ教えてもらって、世話になってる子」

「ふ〜ん……光の彼女?」

「違うけど?」

「リサちゃんも最近あんまり稽古に来ないから綺麗な子が入れば、みんなヤル気でるな!」

「なんだ?それ〜 ハハハ」
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