winter love
ー翌朝ー

目が覚めると、9時を過ぎていた。

部屋から出てリビングへ行くと
彼の姿はなく
携帯を見ると、メッセージが入っていた。

【おはよう。昨日は夕食ありがとう。
よく寝てたから、少しジムに行ってきます。帰ったら、彩奈の家に荷物を取りに行こう。】

「あやなって言われた!」

普段だったら、出会ってすぐの人に名前で呼ばれるのは好きじゃないのに、
今回はなんか嬉しいと思ってしまった。

「早く着替えよう!」
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