『ミステリアスと噂の遥くんが、2人になると甘すぎるんです』
淡い色を心に据えた状態で家に帰ると、

お母さんのはしゃいだ声が部屋中を震わせていた。


「きゃー、会えて嬉しい!! 部屋も気に入ってもらえたみたいでよかった!!
私と彰人さんで家具を買い揃えたのよ!だから、喜んでもらえて嬉しいわ。とっても嬉しい」



オロオロしながら靴を脱ごうと思い、はっとした。
新しい靴が増えているのだ。



「・・・・た・・ただいま・・・・・・・」


静かに静かに、部屋の中に足を踏み入れた。
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