フォンダンショコラな恋人
「……襲われたいの?」
にっこり笑った陽平が少しだけ獰猛な顔になっていて、翠咲は慌てて謝った。

「えーと、ごめんなさい」
「ごめんで済んだら、弁護士はいらないよな」

さらに、にこりと笑った陽平に、バスルームでのぼせる直前まで、責められてしまった翠咲なのだった。


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