星に愛された彼女は
「あら?なら話すことはないわね」
そこまで知ってるならもういいんじゃない?と、笑いかけるとハルキは私をじっと見つめる
「まだ、持ってるんじゃないんですか?」
「ふふ、どーかしら」
もう言わない、これ以上はこっちが不利になっちゃうし
首を傾げて誤魔化すとハルキははぁ…とため息をつく
「僕は炎龍の春也。怪我はしたくないなら早く言ったほうがいいのでは?」
私の肩に手を置いて力を込めてくる
「物騒ね、それが事実なら恐ろしいわ」
「それは失礼。ですがこちらもケガをさせたいわけではないのですが…」
ハルキは睨みを効かせて私をジッと見る
「あなたは深く二人を知っているはずだ」
「知らない、知り合いの話を耳にしただけ。殴りたいなら殴ればいい。それでも私は口を決して開かないわよ」
てか、殴らせないし。私、強いし。
どちらも譲れないのでにらみ合いが続く