政略懐妊~赤ちゃんを宿す、エリート御曹司の甘く淫らな愛し方~
「え? いや、あの……」
航君は混乱する私の背中を押す。
「よろしく頼む」
航君に言われ、店員は満面の笑みを見せた。
「はい! 奥様のことは私どもにお任せいただき、庵野様は奥の待合室でお待ちください」
そう言うと店員は私を店へと案内する。まず先に個室でシックで大人っぽい黒のレースのあしらわれたドレスに着替えさせられた。
「奥様、大変お似合いです!」
ドレスを着た私を見て店員に〝奥様〟と呼ばれて褒められると、なんともむず痒い気持ちになる。
でも本当に航君と結婚したら私は彼の妻になるわけで、そう呼ばれることにも慣れなくてはいけないのかもしれない。
「奥様に似合う服をちゃんとわかっていらっしゃるなんて、さすがご主人さまですね」
「もしかしてこの服って……」
「もちろん庵野様からの持ち込みでございます。妻にこれを着せ、似合うヘアメイクをお願いしたいと承りました」
そうだったんだ、このドレスは航君が選んでくれたものなんだ。
こんなに大人っぽい服は、自分では絶対に選ばない。それに動きやすさを重視しちゃうもの。
でも航君が選んでくれて、さらには店員にも褒められたら自分で思っている以上に似合うんじゃないかと思ってしまうから不思議だ。
航君は混乱する私の背中を押す。
「よろしく頼む」
航君に言われ、店員は満面の笑みを見せた。
「はい! 奥様のことは私どもにお任せいただき、庵野様は奥の待合室でお待ちください」
そう言うと店員は私を店へと案内する。まず先に個室でシックで大人っぽい黒のレースのあしらわれたドレスに着替えさせられた。
「奥様、大変お似合いです!」
ドレスを着た私を見て店員に〝奥様〟と呼ばれて褒められると、なんともむず痒い気持ちになる。
でも本当に航君と結婚したら私は彼の妻になるわけで、そう呼ばれることにも慣れなくてはいけないのかもしれない。
「奥様に似合う服をちゃんとわかっていらっしゃるなんて、さすがご主人さまですね」
「もしかしてこの服って……」
「もちろん庵野様からの持ち込みでございます。妻にこれを着せ、似合うヘアメイクをお願いしたいと承りました」
そうだったんだ、このドレスは航君が選んでくれたものなんだ。
こんなに大人っぽい服は、自分では絶対に選ばない。それに動きやすさを重視しちゃうもの。
でも航君が選んでくれて、さらには店員にも褒められたら自分で思っている以上に似合うんじゃないかと思ってしまうから不思議だ。