政略懐妊~赤ちゃんを宿す、エリート御曹司の甘く淫らな愛し方~
伯父からお見合いの話を聞いた時はびっくりしたし、実際に航君に会ってからも驚きの連続だった。
いきなりプロポーズされて、さらには古の言い伝えを聞かされ、私にとってメリットしかない条件を言ってきた。
今日まで怒涛の日々だったけれど、きっとこの先、航君と結婚したことに後悔する日は来ないと思う。
だって彼は誠心誠意、私に向き合ってくれているから。ふたりで過ごす時間を積み重ねていけば、本物の夫婦にもなれる気がするもの。
ううん、そうなりたい。結婚するなら航君と身体だけではなく、気持ちも繋がりたい。なにより彼との仲睦まじい姿を瑠璃に見せて安心させたいよ。
湯船から出てバスローブを身にまとい、髪を乾かしてから出るとすぐに航君が入れ替わりにバスルームに入った。
身体はお風呂を出てからずっと火照っていて熱い。手で顔を仰ぎながら喉の渇きを覚える。航君が出してくれたのか、テーブルの上にはミネラルウオーターが置かれていて、それを半分以上一気に喉に流し込んだ。
時間を確認すると、二十三時になろうとしている。思った以上に長い時間、お風呂に入っていたようだ。
あと一時間で航君に抱かれるんだ。そう思うとまた一気に緊張してしまい、少しでも和らげようと夜景に目を向ける。
いきなりプロポーズされて、さらには古の言い伝えを聞かされ、私にとってメリットしかない条件を言ってきた。
今日まで怒涛の日々だったけれど、きっとこの先、航君と結婚したことに後悔する日は来ないと思う。
だって彼は誠心誠意、私に向き合ってくれているから。ふたりで過ごす時間を積み重ねていけば、本物の夫婦にもなれる気がするもの。
ううん、そうなりたい。結婚するなら航君と身体だけではなく、気持ちも繋がりたい。なにより彼との仲睦まじい姿を瑠璃に見せて安心させたいよ。
湯船から出てバスローブを身にまとい、髪を乾かしてから出るとすぐに航君が入れ替わりにバスルームに入った。
身体はお風呂を出てからずっと火照っていて熱い。手で顔を仰ぎながら喉の渇きを覚える。航君が出してくれたのか、テーブルの上にはミネラルウオーターが置かれていて、それを半分以上一気に喉に流し込んだ。
時間を確認すると、二十三時になろうとしている。思った以上に長い時間、お風呂に入っていたようだ。
あと一時間で航君に抱かれるんだ。そう思うとまた一気に緊張してしまい、少しでも和らげようと夜景に目を向ける。