政略懐妊~赤ちゃんを宿す、エリート御曹司の甘く淫らな愛し方~
「わかりました。でも会社ではお邪魔になってしまうと思うので、近くにカフェなどがあればそこで待ってます」
航君の勤め先はあの庵野不動産だ。都内のオフィス街に本社があったはず。そんなところで待つなんて場違い感が半端ない。
休日でほとんどの社員がいないとしても、いるだけで気疲れしてしまいそうだ。
航君には最後まで会社で待つことを勧められたがどうにか回避し、近くにあるオシャレなカフェの前で降ろしてもらった。
休日のお昼前ということもあって、店内はすでに満席で案内されたのはテラス席だった。アイスコーヒーを注文して一息つく。
ついさっき婚姻届を出して、航君と私は夫婦になった。本当に私、結婚しちゃったんだ。
あれほど母の言葉通り、結婚は好きな人とするって決めていたのに、人生はなにが起こるかわからない。
でもこの結婚は私にとって、願ってもいない幸運だったよね。だって瑠璃に無理だと諦めていた海外での移植を受けさせることができるのだから。
今朝、伯母から無事に着いて瑠璃も変わりないと連絡がきた。これから受け入れ先の病院で様々な検査が行われるらしい。早く適合者が現れて移植を受けられたらいいな。
いくら移植が受けられる環境にいるからといっても、今の瑠璃の心臓に残された時間はそう長くはないのだから。
航君の勤め先はあの庵野不動産だ。都内のオフィス街に本社があったはず。そんなところで待つなんて場違い感が半端ない。
休日でほとんどの社員がいないとしても、いるだけで気疲れしてしまいそうだ。
航君には最後まで会社で待つことを勧められたがどうにか回避し、近くにあるオシャレなカフェの前で降ろしてもらった。
休日のお昼前ということもあって、店内はすでに満席で案内されたのはテラス席だった。アイスコーヒーを注文して一息つく。
ついさっき婚姻届を出して、航君と私は夫婦になった。本当に私、結婚しちゃったんだ。
あれほど母の言葉通り、結婚は好きな人とするって決めていたのに、人生はなにが起こるかわからない。
でもこの結婚は私にとって、願ってもいない幸運だったよね。だって瑠璃に無理だと諦めていた海外での移植を受けさせることができるのだから。
今朝、伯母から無事に着いて瑠璃も変わりないと連絡がきた。これから受け入れ先の病院で様々な検査が行われるらしい。早く適合者が現れて移植を受けられたらいいな。
いくら移植が受けられる環境にいるからといっても、今の瑠璃の心臓に残された時間はそう長くはないのだから。