挑発のライン・アイドル育成計画とは(恋する瞑王シリーズ3)
<マンション・3>

後ろは紐ではなかったが、
レースで透けている。
お尻は上がっている。
形がきれいだ。

足首がしまった結構な美脚だし、
ヒールをはかせれば
グラビアアイドルになる。

下半身は合格!
神蔵の脳内で、<合>のハンコがバーンと押された。

写真集が出せるかもしれない。
週刊誌の袋とじでもいい。

気が付くと、
コーヒーフィルターから
湯があふれ出て、テーブルにまで広がっていた。
あわてて、ペーパータオルで
ふき取りながら、
次に神蔵は悩んだ。

「寝室から出る時は、
下は何か・・はいてください」
と、言うべきかどうか・・・

毎朝、ドキドキしてしまうでは
ないか・・・
朝は、早く起きなければならないし。

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