挑発のライン・アイドル育成計画とは(恋する瞑王シリーズ3)

衝撃的な出来事・パート3

<マンション・1>
<次の日の鑑賞会>

朝、神蔵はウキウキ気分で目が
覚めた。

今日は何色かな・・・
いつものように、コーヒーを準備する。
なにくわぬ顔をして、全神経を
寝室に向ける。

カタン

瞑王が出て来た・・・
神蔵の視線の先・・・

ああ、なんてことだ・・・
瞑王は
男物のざっくりとしたセーターを着ていた。
下は生足(なまあし)だから・・・

袖が長いので、
指先が、少し出るくらいまで隠れている。

それはかわいい。
華奢な感じを、想像をかき立てる。

問題は・・・
セーターの丈が、
太ももパンティラインぎりぎりを保っていた。

見えそうで見えない・・
でも、見えるかもしれない・・
挑発しているラインだ。

こには悪魔がいる・・
あざとい、あざとい・・
ずるいぞ、ずるいぞ
神蔵の脳内は、この4文字で
埋め尽くされた。

<うううううう>
神蔵はもんもんとして、
唇をかみしめた。

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