朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
いつもなら、沈黙を自分自身に許すようなことはしない。
一緒にいる相手に、不愉快な思いをさせることは避けるべきだ、という分別くらいあるからだ。
しかし、今日は何も考えられなかった。
いや、違う。
頭の中は、泉と京の事でいっぱいで、他のことは考える余裕がなかったのだ。
妹が、初めて恋人と一夜を過ごす。
そんな当たり前の出来事に、なぜ俺はここまで動揺しているのだろう。
答えは……
本当はわかっていた。
ただ認めたくなかっただけ。
俺は、3歳の時と、何も変わっていなかったんだ。
そう。俺の初恋は泉だ。
双子の妹でありながら、誰よりも近くにいて俺を惹き付ける存在だった泉。環に対する気持ちとは全く違う。
無意識に、全ての女と泉を比べてきた。
ただのシスコンなのだと思おうとした。
だがそれが、兄妹愛ではなく、もう一歩踏み込んだものだったのだと、認めざるを得ない。
気づいたところで報われることはないのだけれど。
一緒にいる相手に、不愉快な思いをさせることは避けるべきだ、という分別くらいあるからだ。
しかし、今日は何も考えられなかった。
いや、違う。
頭の中は、泉と京の事でいっぱいで、他のことは考える余裕がなかったのだ。
妹が、初めて恋人と一夜を過ごす。
そんな当たり前の出来事に、なぜ俺はここまで動揺しているのだろう。
答えは……
本当はわかっていた。
ただ認めたくなかっただけ。
俺は、3歳の時と、何も変わっていなかったんだ。
そう。俺の初恋は泉だ。
双子の妹でありながら、誰よりも近くにいて俺を惹き付ける存在だった泉。環に対する気持ちとは全く違う。
無意識に、全ての女と泉を比べてきた。
ただのシスコンなのだと思おうとした。
だがそれが、兄妹愛ではなく、もう一歩踏み込んだものだったのだと、認めざるを得ない。
気づいたところで報われることはないのだけれど。