名前を呼んで
学校帰りに私夏風想良は彼氏の木島遥斗と一緒にいた。

「遥斗、あのさ今日家泊まりに行ってもいい?」

遥斗は一人暮らしをしているからいつでも泊まれるんだけどたまにでないと嫌われそうなので月1くらいに言ってみる。

「わかった。先輩家出るときは連絡してね」

「うん!またあとでね」

やった、久しぶりだな。

最近は色々あってお互い忙しかったから一緒に帰ることも少なかった。
でも今日は一緒に帰れて夜も一緒に帰れるんだ!

「早く準備しよ!」

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