名前を呼んで

30分後

「よし!」

お泊りの準備ができてお母さんに一言言ってから遥斗に連絡する。

【今から行くね!】

【了解。】

急いで遥斗の家に向かった。

ピーンポーン

「はーい」

ガチャ

「遥斗♪」

「先輩、いらっしゃい。どうぞ」

慣れた手付きで私を家の中へと誘導する

「ありがと、お邪魔します。」

そう言って私も見慣れてきた玄関に靴を揃えて遥斗についていく

「今は、19時か、、、」

「ねぇ、遥斗。一緒にご飯作ろうよ!」

「いーね、それ。じゃあオムライス作ろうよ。」

「お、二人の大好物だ!」

「よし、じゃあまずは先輩が野菜切ってて」

「はーい」

材料は家にあったのですぐに始めることができた。

「目がぁ、、、」

「どした?先輩
あぁ、玉ねぎね笑おいで、」

そういって私の目元を水で洗ってくれた。

「ん、ありがと」

「どういたしまして。さ、続けよ」

それから20分ほど経過して



「できた!」

「じゃあ、運ぼっか!」

「うん、遥斗スープついできてよ」

「おけ、」

そうしてスムーズにリビングに料理を並べ

「「いただきます!」」

「あ、おいしい」

「ほんとだ、自分で作ったやつより先輩と一緒に作ったやつのほうがおいしい」

「それは私だって!」

「笑笑」

「なんで笑うのー」

「かわいーなって」

< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop