愛するあなたへ〜blue roseを私にください
★blue roseをずっと傍にいて欲しい君へ★

「社長、これ確認して貰えますか?」
「あぁ、これね。ちょっと待ってて」
書類に目を通していると、携帯が鳴っているのに気がついた。
「悪いね、後で持って行くよ」
ずっと鳴っていた携帯を見ると、表示されている名前は春花だった。
通話ボタンを押そうとした時、切れてしまった。

直ぐに折り返すと、春花から話があると言われた。
丁度良い、家に来てもらおう。
今日、俺のことを話をして、俺の気持ちを知ってほしい。
どれだけ春花を愛しているかを。

チェックした資料を事務室に持って行き、ホワイトボードには「外出、直帰」とし、スケジュール共有も済まして、慌てて事務所を出た。

お店を駆け回り、blue roseを揃えた。
そして、家に戻り、準備を済ませた。
俺の気持ちをblue roseで伝えよう。
そして俺の夢も叶えてくれと願いを込めて。

春花へ気持ちを伝えて、前よりももっと深く繋がったように思う。
会社で仕事をしている真剣な姿、社長室でたまに抱きしめるとびっくりしながらもぎゅっと抱きしめてくる可愛さ、キッチンで手際よく食事を作っている姿、ベッドで見せる妖艶な姿、全てが愛おしかった。
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