愛するあなたへ〜blue roseを私にください
「だって、春花。そんな人に思われているんだね」
翔さんが、凄く冷たい目で私を見つめる。
「な、何を言ってるんですか!」
翔さんは、ふっと笑った。
「そんな人なら尚更会わせたくないし、俺が直接会ってみるか」
「僕も奈織さんに一途ですけど、翔さんも日比野さんの事となると、何でもするって感じですね」
「あぁ、もちろんさ。目に入れても痛くないっていう言葉が理解できたよ」
「ははっ!愛されていいね、日比野さん。僕の緑川さん愛も負けてないけどね」
この2人の話を聞いていると、自分の実家のことでこんなに大変なのに、恥ずかしくて聞いていられない。
「赤星くん、本当にありがとう。助かったよ」
「いえ、どういたしまして。では、僕はこれで失礼します。もし何かあれば、また動きますので連絡ください」
「お願いします。では奈織ちゃんにも宜しく」
「はい、日比野さんを守ってください」
「あぁ」
2人は握手を交わして、赤星さんと私は社長室を出た。
「赤星さん、ありがとうございました」
「今回の件で、光先商事の先輩が、ヒビノ製作所の製品に興味あるって言ってたよ。もしかして、連絡があるかもしれないね」
「製品が認められるなんて、父が喜びます」
「あと、奈織さんがね、日比野さんのこと、凄く心配していたよ。今度はゆっくり4人で食事でもしながら、話しましょう、日比野さん」
赤星さんは、手を振りながら笑顔で事務所を出て行った。
私が社長室に戻ると、翔さんは誰かに電話をしていた。
翔さんが、凄く冷たい目で私を見つめる。
「な、何を言ってるんですか!」
翔さんは、ふっと笑った。
「そんな人なら尚更会わせたくないし、俺が直接会ってみるか」
「僕も奈織さんに一途ですけど、翔さんも日比野さんの事となると、何でもするって感じですね」
「あぁ、もちろんさ。目に入れても痛くないっていう言葉が理解できたよ」
「ははっ!愛されていいね、日比野さん。僕の緑川さん愛も負けてないけどね」
この2人の話を聞いていると、自分の実家のことでこんなに大変なのに、恥ずかしくて聞いていられない。
「赤星くん、本当にありがとう。助かったよ」
「いえ、どういたしまして。では、僕はこれで失礼します。もし何かあれば、また動きますので連絡ください」
「お願いします。では奈織ちゃんにも宜しく」
「はい、日比野さんを守ってください」
「あぁ」
2人は握手を交わして、赤星さんと私は社長室を出た。
「赤星さん、ありがとうございました」
「今回の件で、光先商事の先輩が、ヒビノ製作所の製品に興味あるって言ってたよ。もしかして、連絡があるかもしれないね」
「製品が認められるなんて、父が喜びます」
「あと、奈織さんがね、日比野さんのこと、凄く心配していたよ。今度はゆっくり4人で食事でもしながら、話しましょう、日比野さん」
赤星さんは、手を振りながら笑顔で事務所を出て行った。
私が社長室に戻ると、翔さんは誰かに電話をしていた。