愛するあなたへ〜blue roseを私にください
社長として、彼女との距離をきちんと取ろう。
会社に戻って、ひたすら仕事に打ち込み、眠ったのは土曜日の朝方だった。
ふと物音がしたので、目が覚めた。
誰かいる。
あの後ろ姿は、日比野さんか?
彼女は俺の椅子の近くに置いてあった、ブランケットを取っていた。
俺は寝たふりをして、彼女の様子を見ていた。
彼女はそっとブランケットを掛けて、俺を見つめている。
手を伸ばせば、彼女に手が届く。
距離を取らないと。
昨日のその思いが、ぎりぎりで俺の気持ちをセーブした。
「大好きです」
彼女がささやいた言葉が、俺の心を突き動かし、衝動に駆られた。
抱きしめたい・・・
思わず、寝たふりをしたまま手を伸ばして抱きしめてしまった。
彼女の柔らかい体から温もりを感じた。
彼女は俺の事を思ってくれているのか?
でも、そんな素振りは見せなかった。
これ以上、彼女を抱きしめていると、社長としての自分でいられなくなる。
彼女を腕の中から解放した。
腕から離れた彼女は、とても悲しそうな顔をして出て行った。
それから彼女に仕事を頼んで、先日の言葉の真意を確かめたかったが、特に変った様子もなく、俺に気がある態度もなく、仕事をこなしていた。
俺への接し方は、他の従業員と変らない。
「あの言葉は何だったんだろう・・・」
そう思いながらも、この半月は忙しく、あっという間に過ぎた。
「今日は遅くなったな・・・」
会社に戻って、ひたすら仕事に打ち込み、眠ったのは土曜日の朝方だった。
ふと物音がしたので、目が覚めた。
誰かいる。
あの後ろ姿は、日比野さんか?
彼女は俺の椅子の近くに置いてあった、ブランケットを取っていた。
俺は寝たふりをして、彼女の様子を見ていた。
彼女はそっとブランケットを掛けて、俺を見つめている。
手を伸ばせば、彼女に手が届く。
距離を取らないと。
昨日のその思いが、ぎりぎりで俺の気持ちをセーブした。
「大好きです」
彼女がささやいた言葉が、俺の心を突き動かし、衝動に駆られた。
抱きしめたい・・・
思わず、寝たふりをしたまま手を伸ばして抱きしめてしまった。
彼女の柔らかい体から温もりを感じた。
彼女は俺の事を思ってくれているのか?
でも、そんな素振りは見せなかった。
これ以上、彼女を抱きしめていると、社長としての自分でいられなくなる。
彼女を腕の中から解放した。
腕から離れた彼女は、とても悲しそうな顔をして出て行った。
それから彼女に仕事を頼んで、先日の言葉の真意を確かめたかったが、特に変った様子もなく、俺に気がある態度もなく、仕事をこなしていた。
俺への接し方は、他の従業員と変らない。
「あの言葉は何だったんだろう・・・」
そう思いながらも、この半月は忙しく、あっという間に過ぎた。
「今日は遅くなったな・・・」