この恋は、『悪』くない。

ドキドキしながら

お粥を作った



樽崎くんとキスしたいとか

樽崎くんに抱きしめられたいとか

それから…

したいとか、思うのに

樽崎くんの昨日の話を聞いたら

どーでもよくなった



どーでもよくないけど

さっき避けたのは

私だった



樽崎くん

せっかく抱きしめてくれたのにな



あのまま身を委ねてたら

どーなってたの?



樽崎くんは

きっと私より

純粋で



私のことを

大切にしてくれてる



お互い恥ずかしくて

いつも照れてしまって



私たちは

あの時から

成長してないのかもしれない



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