【完結】不倫夫との離婚計画〜3ヶ月後に離婚します〜
あまりの嬉しさに、その時泣きそうになったのを今でも覚えている。
「わたしもあなたと、結婚したいです」
陽花がそう言って笑ってくれたあの日の夜のことは、ずっとこれからも忘れない。
俺にとって初めて、本気で恋した人。初めて結婚したいと思った人で……心から幸せにしたいと思った人だから。
「陽花、俺が必ず幸せにする。……だから、絶対に何があっても俺のそばにいてほしい」
「はい。 もちろんです」
そして陽花の左手の薬指に指輪を嵌める時、少しだけ緊張して、手が震えた記憶がある。
「愛してるよ、陽花」
「……はい」
「一緒に幸せになろう」
「はい」
そういえば陽花にプロポーズしたその日、初めて俺たちは身体を重ねたんだった。そして心まで結ばれたんだったな……。
初めて陽花を抱いた時は幸せで幸せで仕方なかった。愛おしい気持ちが湧いて、ずっと離したくないと思った。
外は寒くて凍えそうだったのに、ベッドの中はポカポカと暖かくて、本当に幸せだった。
「陽花、俺との結婚、承諾してくれてありがとう」
「はい」
「必ず幸せにする」
そんな俺の、もどかしくて幸せなプロポーズの日の出来事。
〜The End〜


