エリート弁護士との艶めく一夜に愛の結晶を宿しました
「こちら、森崎鞠花さん。同じ大学出身で彼女も弁護士なんだ」
「初めまして、森崎です。ご主人にはいつもお世話になっています。ご結婚されたんですね。おめでとうございます」
にこりと微笑まれ、私は頭を下げる。
弁護士と聞いて納得した。森崎さんは背が高くシャープな顔立ちで意志の強そうな瞳が印象的だった。
ゆるくウェーブのかかったブラウンの髪をひとつにまとめ、オフホワイトのカットソーにハイウエストのクロシェレースのスカートを組み合わせている。
程よい透け感が上品で、彼女のスタイルのよさをよく表していた。どこか稀一くんの雰囲気と似ている。
「彼とは、仕事の件でやりとりしていたんですが、こうして噂の奥さんに会えて嬉しいです。彼よりけっこう年下ですよね?」
「……二十五になります」
「若いー!」
おどけてみせる森崎さんは、思った以上に明るい人だった。でも、なにかがチクリと胸に刺さる。その正体はわからない。
そのとき稀一くんがスマートホンを取り出し、眉を曇らせた。
「悪い、ちょっと席を外す」
そう言ってそそくさと去っていく。おそらくあの感じから仕事絡みなのだろう。ここ最近、稀一くんはずっと忙しそうにしていて、帰宅してからも遅くまで自室で難しい顔をしている。
「今、彼忙しいみたいだから奥さん寂しいんじゃないですか? でも同期や事務所では愛妻家だって評判ですよ。」
ふたりになって気を使ってか、森崎さんが話題を振ってきた。
「初めまして、森崎です。ご主人にはいつもお世話になっています。ご結婚されたんですね。おめでとうございます」
にこりと微笑まれ、私は頭を下げる。
弁護士と聞いて納得した。森崎さんは背が高くシャープな顔立ちで意志の強そうな瞳が印象的だった。
ゆるくウェーブのかかったブラウンの髪をひとつにまとめ、オフホワイトのカットソーにハイウエストのクロシェレースのスカートを組み合わせている。
程よい透け感が上品で、彼女のスタイルのよさをよく表していた。どこか稀一くんの雰囲気と似ている。
「彼とは、仕事の件でやりとりしていたんですが、こうして噂の奥さんに会えて嬉しいです。彼よりけっこう年下ですよね?」
「……二十五になります」
「若いー!」
おどけてみせる森崎さんは、思った以上に明るい人だった。でも、なにかがチクリと胸に刺さる。その正体はわからない。
そのとき稀一くんがスマートホンを取り出し、眉を曇らせた。
「悪い、ちょっと席を外す」
そう言ってそそくさと去っていく。おそらくあの感じから仕事絡みなのだろう。ここ最近、稀一くんはずっと忙しそうにしていて、帰宅してからも遅くまで自室で難しい顔をしている。
「今、彼忙しいみたいだから奥さん寂しいんじゃないですか? でも同期や事務所では愛妻家だって評判ですよ。」
ふたりになって気を使ってか、森崎さんが話題を振ってきた。