猫を拾った
PAについて、アキさんとなにか腹を満たせるものを買う。

PAにある自販機のポテトなどは美味しくて好きだ。



「好きな食べ物はなんだ」


「...野菜と魚です。お肉はちょっと...」



あまり肉を食べない生活を幼い頃からしてきて、固いものを食べないがために顎が弱い。

ホルモンなんて、ガムみたいなものだ。

ステーキなんて、1辺2センチほどの立方体にしなきゃ食べる気が起きない。



「そうか。飲み物はどうする」


「あ、私お水で」



自販機でポテトとたこ焼き、水を買う。

アキさんは自販機ではなく売店のおにぎりとパン、そしてシュークリーム。

意外と甘いもの好きなのかな...なんて、ルックスに似合わない好みに少し驚く。


なんというか、アキさんはシュークリームよりもコーヒーゼリーを食べていそうな見た目をしている。



「...なんだ?」


「あ、いえ。なにも」



じっと見ていたのがバレてしまう。
アキさんの会計が終わると、車に戻ってお昼を食べる。



「おにぎり、開けてくれ」



運転を始めて少し経つと、アキさんがそう言って左手を私に向ける。

鮭のおにぎりを丁寧に開けて、その手におにぎりを乗せると、大きい一口でパクッと食べた。
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