S系敏腕弁護士は、偽装妻と熱情を交わし合う

「じゃ、私、行くね。京極先生もがんばってください」


最後はわざとらしく丁寧に言って頭を下げる。ふっと息を漏らしながら軽く頷き「菜乃もな」と返した朋久に笑顔を向けた。

(朋くんってば、また菜乃って言った)

心の中でふふっと笑いながら、彼の脇をすり抜けて武本の部屋をノックした。

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