笑顔で君に向けて

「...ゃあ、じゃあ、今度の休み、夜弥の誕生日プレゼントを一緒に選んでくれますか?」

乾いた笑顔で言う。美依のことが好きでも。
これくらい良いでしょ?

「うん!もちろん!」

"じゃあね!"といい、恒星先輩は帰った。
恒星先輩の笑顔が苦笑いだと知らずに...



「あぁ、私は恒星先輩のことが好きになったんだ...」


自覚をして...泣きながら家に帰った。


お父さんたちは心配してくれた。
          

「変わり身早っ。.........私.........」

さいてーだよ。
夜弥が好きって、好きだったのに。

恒星先輩に会って、恒星先輩を好きになって。


私は、葛藤しながら眠りについた。
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