かぐや夢の如し
序章
ここは月の都
ここ地域に住んでいる庇護すべき対象の月の住人達が1度は尊厳し、忌憚(きたん)するもの。

その名を月神の社(つきかみのやしろ)
何故そう呼ばれ始めたのか今のオレは知らないけど、お社での主は我らが敬愛せし、たった1人のお方である。


あの御方がいなければ俺たち月の住人は生きられはしないし、生かしてもくれないだろう


何故かしら我が物顔で裏から牛耳ろうと画策しているが月を逃げるように追われ、今に至る
オレではどうしようもない
ただ祈るだけで足でまといにすらなれない無能な従者である。



「あの御方の事だから何かしら対策しているんだろうけど」

せめてお声掛けがあればな…
どうにかして役に立てないものか

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