私達は結婚したのでもう手遅れです!
「えっ!?えええっ!?冬悟さんが女に手を出してない!?」
「どこか体の具合でも悪いのだろうか」
二人の様子からいって、冬悟さんが私に手を出さなかったことは意外なことだったらしい。
あんなにモテるのだから、女性の一人や二人、いてもおかしくないけれど、冬悟さんにしたら珍しいことだと言われるとやっぱり私に女としての魅力が少ないということよね……
ズーンと落ち込んでしまった。
うつむくと貧相な自分の胸が目に入り、追い打ちをかけるようにズドーンと気持ちが落ちていった。
たしかに礼華さんは胸もあってミニスカートもよく似合っていた。
ミニスカートはいちゃう?
ちらりと窓ガラスを見た。
百六十センチない身長に平たい体。
―――やめとこう。
着物は似合うって言われるんだけどな……
「やっぱり私、冬悟さんと釣り合っていないですよね……」
「どこか体の具合でも悪いのだろうか」
二人の様子からいって、冬悟さんが私に手を出さなかったことは意外なことだったらしい。
あんなにモテるのだから、女性の一人や二人、いてもおかしくないけれど、冬悟さんにしたら珍しいことだと言われるとやっぱり私に女としての魅力が少ないということよね……
ズーンと落ち込んでしまった。
うつむくと貧相な自分の胸が目に入り、追い打ちをかけるようにズドーンと気持ちが落ちていった。
たしかに礼華さんは胸もあってミニスカートもよく似合っていた。
ミニスカートはいちゃう?
ちらりと窓ガラスを見た。
百六十センチない身長に平たい体。
―――やめとこう。
着物は似合うって言われるんだけどな……
「やっぱり私、冬悟さんと釣り合っていないですよね……」