【書籍化】利害一致婚のはずですが、ホテル王の一途な溺愛に蕩かされています
等間隔で設置された立食テーブルには、エルメスの食器に乗せられた色彩豊かな料理が次々と並べられていく。
「思ったより人多いわねー。会場も華やかー。……って、咲笑、大丈夫?」
「――えっ? あ、うん」
いけない。口から魂が抜けかけていた。想像を絶する規模と豪華さに圧倒される。
見てわかる程の上質なスーツに身を包む男性陣に、お姫様みたいに着飾った女性たち。
いくらプロの手で着飾ったとはいえ、私みたいな一般人の?それも野望ったいのが紛れ込むは良くないんじゃないの? って思っちゃう。
明らかに場違いだってば!
この人たちと交流を持つことを考えると、すぐにでも会場から逃げ出したい??。
――ってダメダメ! なんのためにここにきたの。
自らを叱咤しながら、みゆきと共にラウンジの奥へ突き進む。
そんなふうにして会場を一回りし、開始まで十分と時間が迫って来た頃、畏まったウェイターさんからお替りのシャンパンを受け取る。
パリコレモデルのように隣を颯爽と歩いているはずのみゆきに、そのまま「はい」とグラスだけを差し出した。
――のだが、あれ?
「思ったより人多いわねー。会場も華やかー。……って、咲笑、大丈夫?」
「――えっ? あ、うん」
いけない。口から魂が抜けかけていた。想像を絶する規模と豪華さに圧倒される。
見てわかる程の上質なスーツに身を包む男性陣に、お姫様みたいに着飾った女性たち。
いくらプロの手で着飾ったとはいえ、私みたいな一般人の?それも野望ったいのが紛れ込むは良くないんじゃないの? って思っちゃう。
明らかに場違いだってば!
この人たちと交流を持つことを考えると、すぐにでも会場から逃げ出したい??。
――ってダメダメ! なんのためにここにきたの。
自らを叱咤しながら、みゆきと共にラウンジの奥へ突き進む。
そんなふうにして会場を一回りし、開始まで十分と時間が迫って来た頃、畏まったウェイターさんからお替りのシャンパンを受け取る。
パリコレモデルのように隣を颯爽と歩いているはずのみゆきに、そのまま「はい」とグラスだけを差し出した。
――のだが、あれ?