❀馬淵優子―――探偵事務所―――❀
「じゃぁ・・・良いわ・・・教えてあげる!!!」


それから、浅田涼子は構えると、彼に一本背負いをする振りをした。

この日焼けした男性の名前は―――飯村一と言い、真面な男性だった。

飯村一とやらは感心しており、「うん!!!上出来だ!!!それなら・・・男性に襲われそうになっても・・・大丈夫だな!!」と言って来た。


「あら・・・知っていたの?狡いわね?って・・・知らないわけないでしょう?」


浅田涼子と飯村一はクスクスと笑い出し、また会えないか、聞いて見ることになった。

浅田涼子と飯村一は二人で―――力を見せつけていた。

なんと―――男性だからというもの、浅田涼子より強かった。


「貴方・・・警察官ね?」


「お・・・良く気付いたな?実は・・・君達と一緒に居た・・・黒田蓮見に用があってね?拗らせてごめんな・・・」


爽やかな人であり、浅田涼子は頬を赤く染めながら、「黒田蓮見に?あんな奴と・・・仲いいの?」と聞いて来た。

それから、「君だって・・・彼女だろう?」と聞きだすと、ニコッと笑った。

黒田蓮見に何のようだ?―――気になるな―――。





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