アクセサリーは 要りません
暫く抱きしめてから、クロスした俺の腕の力を少し緩めて「惠美里」と、半分後ろに向いてきたその時を狙っておでこにキスをした。真っ赤になった顔が可愛くて、唇に、ほっぺに、また唇に戻って、もう一回おでこに。残念ながらマスク越しだけれど。
「もう帰らなきゃ、遅刻しちゃうよ」
「撮るか」
そう言ってスマホを持った手の方の腕を伸ばして、マスクを外して写真を撮った。今だよ、今キスしたい。でも、惠美里は直ぐにマスクをつけた。
帰るか。帰りたくないな、午後もここで寛いで癒されたい。
俺は歩いて来たが、惠美里は公園の駐輪場に自転車を停めていた。折り畳み式の自転車で、昨日は買い物へ行く予定だったから学校へ乗ってきていたらしい。パタンと折り曲げて女性教諭用のロッカー室の端に置かせてもらっていたと。便利だな。帰り道、惠美里の自転車を俺が押していたら、良い案が思いついた。
「俺も買えば、
2台車に乗せてドライブして、
そこからサイクリングで
散策とかできるんじゃないかな?」
と言ったら
「楽しそう〜」
と目を輝かせていた。
「もう帰らなきゃ、遅刻しちゃうよ」
「撮るか」
そう言ってスマホを持った手の方の腕を伸ばして、マスクを外して写真を撮った。今だよ、今キスしたい。でも、惠美里は直ぐにマスクをつけた。
帰るか。帰りたくないな、午後もここで寛いで癒されたい。
俺は歩いて来たが、惠美里は公園の駐輪場に自転車を停めていた。折り畳み式の自転車で、昨日は買い物へ行く予定だったから学校へ乗ってきていたらしい。パタンと折り曲げて女性教諭用のロッカー室の端に置かせてもらっていたと。便利だな。帰り道、惠美里の自転車を俺が押していたら、良い案が思いついた。
「俺も買えば、
2台車に乗せてドライブして、
そこからサイクリングで
散策とかできるんじゃないかな?」
と言ったら
「楽しそう〜」
と目を輝かせていた。