アクセサリーは 要りません
「なんや、せわしないな。
まぁ、頑張りや。

明日の夜の喫食の先生は伊吹くんと
惠美里ちゃんと2人だけやったわ。
やっぱり新人さんは忙しいん?
何時頃来るとか分かってたら
出来立て用意したげんで」

「あ、それは宇部先生
よろこぶかもですね。
石川っち絶賛の唐揚げを
楽しみにしてましたよ。

何時ごろ?どうだろう?
ツッキーご指定の時間に来ますよ?」

「ふーん、2人で来てくれるん?

なぁ伊吹くん、
我が家の織姫の話って断られたん
やったっけ?」

「え?」

「惠美里ちゃんがうちの織姫に
なるのも断られるんやろか?」

「え?」
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