アクセサリーは 要りません
パソコンを広げ、食べながらしばらく仕事をしていた。

リモート授業をする時のホワイトボードのページに板書の下書きもできた。明日指導教諭のOKを貰ったら、そのまま貼り付けよう。

マスクをずらし、溶けかけたアイスコーヒーを飲むと、フードと飲み物の趣味が一緒なのを喜んでいたあのDoe Eyesの笑顔を思い出す。手放せない、手放すわけにはいかない。
一目惚れではないけれど、最初から波長があってるとは無意識の中で思っていた。でも、もう今は、大事な人だと意識してるんだ。惠美里と話そう。分からないところは聞こう。

そう決めて、また、仕事に戻った。できるだけ昼までに進めておこう。
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