アクセサリーは 要りません
「惠美里、俺に会いたいの?」

「うん、、、会いたいね。
さっき会ってたのにね。
明日会えるのにね」

「会う?」

ピンポーン

「え?こんな遅くに誰か来た。
居留守にした方が良いよね」

「普段はそうだね。
でも俺だから出て」

「え?伊吹くん今どこにいるの?」

「エントランスだよ」

「本当だ。どうぞ。一旦電話切るね」

電話とインターホンと両方から聞こえて、電話は切れてドアが開いた。中に入りエレベーターに乗った。惠美里は玄関のところで待っていてくれた。

「伊吹くん、こんばんは。
どうしたの?こんな遅くに」

「なんか眠れなくて、
惠美里、起きてたら
顔見たいなって。

で?惠美里はなんでタオルを
頭からかぶっているの?」
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