アクセサリーは 要りません
「惠美里、どうして誕生日って
教えてくれなかったの?」

「うーん、

もし会えない日だったら、
『部屋に来て』って言って
ケーキでも一緒に
食べて貰ったかも。

でも、1日一緒にずっといれる
初めての日なんだったら、
お知らせしなくても一日中
伊吹くんと一緒に
いれるじゃない?

だから、わざわざは」

「でも、俺はプレゼント
用意したかった」

「指輪もらったよ?
それに忘れられない1日になった。
今までで1番嬉しい誕生日だった」

「惠美里」

そう言って伊吹くんは振り返って後ろから抱きしめてきた。
< 314 / 347 >

この作品をシェア

pagetop