異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
「総介さん、母がごめんなさい……」
落ち込む真緒の頭を撫でる。
「いいんだよ。真緒とお母さんは母子の二人で生きてきたんだ。急に現れた男に自分の娘をはいどうぞ、なんて渡せないだろう。お母さんの気持ちも大切に皆が幸せになる結婚ができるなら俺はいくらでも頭を下げるし、何度だって頼み込む。いくらでも待つことはできるよ。だからそんなに落ち込むんじゃないよ。可愛い顔が台無しだろう?」
「なっ……そ、そうですよね! このくらいでへこたれません!」
真緒を引き寄せ自分の腕の中に収める。ふわりと香る真緒の甘くて優しい匂い。
「そうだよ、真緒はこんなにも小柄で俺の腕の中にすっぽりおさまってしまうのに度胸がとても度胸のある強い女性なんだから。そんな魅力的な真緒が好きだよ」
すぐに真っ赤に頬を染めるところも可愛くて好きだ。真緒の好きなところは何個だって挙げられる自信がある。
「じゃあ真緒、そろそろ検査してみようか。どう? できそうかい?」
腕の中で不安そうな顔色を浮かべている。それはそうだ、女性にとって妊娠は大変なこと。急なことで不安も多いだろう。
「真緒、俺がそばに居るから大丈夫だよ。どんな結果であれ俺は真緒のことを愛していることに変わりはないんだからね」
真緒の目の色が変わったのがすぐに分かった。不安そうに曇っていた瞳は綺麗に晴れ、今は力強さを感じる。
俺はドラックストアで購入した妊娠検査薬を真緒に渡した。
落ち込む真緒の頭を撫でる。
「いいんだよ。真緒とお母さんは母子の二人で生きてきたんだ。急に現れた男に自分の娘をはいどうぞ、なんて渡せないだろう。お母さんの気持ちも大切に皆が幸せになる結婚ができるなら俺はいくらでも頭を下げるし、何度だって頼み込む。いくらでも待つことはできるよ。だからそんなに落ち込むんじゃないよ。可愛い顔が台無しだろう?」
「なっ……そ、そうですよね! このくらいでへこたれません!」
真緒を引き寄せ自分の腕の中に収める。ふわりと香る真緒の甘くて優しい匂い。
「そうだよ、真緒はこんなにも小柄で俺の腕の中にすっぽりおさまってしまうのに度胸がとても度胸のある強い女性なんだから。そんな魅力的な真緒が好きだよ」
すぐに真っ赤に頬を染めるところも可愛くて好きだ。真緒の好きなところは何個だって挙げられる自信がある。
「じゃあ真緒、そろそろ検査してみようか。どう? できそうかい?」
腕の中で不安そうな顔色を浮かべている。それはそうだ、女性にとって妊娠は大変なこと。急なことで不安も多いだろう。
「真緒、俺がそばに居るから大丈夫だよ。どんな結果であれ俺は真緒のことを愛していることに変わりはないんだからね」
真緒の目の色が変わったのがすぐに分かった。不安そうに曇っていた瞳は綺麗に晴れ、今は力強さを感じる。
俺はドラックストアで購入した妊娠検査薬を真緒に渡した。