異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
「なぁ、真緒」
総介さんの重みのあるバリトンボイスが帰りの車内に響き、ドキリと心臓が高鳴った。
助手席からゆっくりと運転席に座る総介さんを覗き込むと真っ直ぐで真剣な瞳に私が写っている。
「総介さん?」
「必ず君の母親に認めてもらえるような男になるから。この前も伝えたけれどもう一度伝えさせて? 指輪も用意してなくてロマンチックじゃないけど改めて俺と結婚してくれるかい?」
この人は私にどれだけ幸せな気持ちをくれるのだろう。
「ロマンチックじゃなくても、指輪が無くても最高のプロポーズです。私も総介さんの隣にいて恥の無い妻になれるよう頑張りますから、結婚してください」
伸びてくる腕が私の頭の後ろを捉え引き寄せられる。総介さんの熱が近づき引き寄せられるように熱い唇が重なった。それは涙で少ししょっぱい味がした。
総介さんの重みのあるバリトンボイスが帰りの車内に響き、ドキリと心臓が高鳴った。
助手席からゆっくりと運転席に座る総介さんを覗き込むと真っ直ぐで真剣な瞳に私が写っている。
「総介さん?」
「必ず君の母親に認めてもらえるような男になるから。この前も伝えたけれどもう一度伝えさせて? 指輪も用意してなくてロマンチックじゃないけど改めて俺と結婚してくれるかい?」
この人は私にどれだけ幸せな気持ちをくれるのだろう。
「ロマンチックじゃなくても、指輪が無くても最高のプロポーズです。私も総介さんの隣にいて恥の無い妻になれるよう頑張りますから、結婚してください」
伸びてくる腕が私の頭の後ろを捉え引き寄せられる。総介さんの熱が近づき引き寄せられるように熱い唇が重なった。それは涙で少ししょっぱい味がした。