異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
「私の事、食べてくれるんですよね?」
震えてしまう声を絞り出す。
「あぁ、丁寧に丁寧に料理して最高に美味しい状態でいただくよ」
唇、胸、時には耳にさえ愛撫され私の身体は彼を受け入れる準備は満タンに整った。
私の事を組み敷き足の間に彼がゆっくりと押し寄せてくる。何の音にも表せない痛みがゆっくりと違う感覚へと変わってくる。彼と一つになれた喜びが痛みを揉み消し快楽へと導いてきた。
「っは……総介さんっ……私の初めてを沢山もらってくれて……っつ、ありがとう」
余裕のある大人だと思っていた彼の身体は熱く汗が滴っている。額から垂れた水滴は頬をつたり、顎をつたり私の胸元にポタリと染み込んでいく。