クールな社長は政略結婚したウブな妻を包容愛で満たす

「君を失うのが怖い…。」

「柊哉さん。」

「君が側にいてくれないと安心できない。」



「君を抱きたいのに、壊れそうで怖かった…。」

「柊哉さん…。」


「俺は身体はデカいが、こんなに怖がりで弱虫なんだ。」

和優の目に涙が浮かび上がってきた。

「それでも、君を失いたくない。」


「君が好きだ。和優…。」



「キスして。」
「和優…。」


「私の事好きなら、キスして…。」


柊哉はそっと屈みこんで、和優の唇にそっとキスした。

ファーストキスは少し乾いていた。

「もっと…。」


今度はベッドに手をついて、少し唇をなぞるようなキスをした。

ゆっくりと、優しく。


「愛しているなら、もっとキスして…。」



柊哉は両手で和優の頬に触れた。

「苦しく…ないのか? 痛い所はないか?」
「大丈夫…。」


あなたが欲しいだけ。



「退院したら…覚悟しとけ…和優。」

もう一度、深く、柊哉は口づけた。





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