That's because I love you.
まりあの誕生日の日にこの部屋に泊まった時に買った明広の部屋着や下着、歯ブラシは、また部屋に泊まることがあるだろうと部屋に置いて行っていたので、スムーズに寝るまでの支度が出来た。
昨晩の疲れがまだ残っていた二人は、風呂の後すぐ一緒にベッドに入った。
「せまー。」
「ふふふ…っ。ほんと、せまい~っ。」
「まぁまりあとくっつけるから良いけどねー。」
「ふぇ…っ!?あ…明広さん、いつまで甘々タイム続くんですか~っ。」
「これからずっと。」
「そんな…っ!心臓がもちませんよぅ~っ。」
「そのうち慣れるでしょ。僕はもう既にまりあを口説きまくる自分に慣れたし。」
「えぇ~…っ。慣れる気なんてしないです、全然~。」
真っ赤に染まった顔を両手で覆って恥ずかしがるまりあに、明広は思わず吹き出す。
彼女のその両手を握り顔の上からどけると、そっと小さな唇に口付ける。
「…幸せなクリスマスだったよ。まりあ、ありがとう。」
自分の出来る限りの優しい声色で、そう囁く。
すると感極まったまりあは「…ふぇ…っ」と情けない震える声を漏らしたかと思うと、みるみるうちに目に涙を溜め、泣き出してしまった。
「…うわ。今日は一度も泣かないでいられたのに、最後の最後で…。」
「あき…っ、あきひろさぁん…っ。私も、人生で一番幸せなクリスマスでした…っ。」
「…はいはい。」
「ありがとう~…っ。」
「いーえ。」
まりあが両手で涙を拭っていると、明広は優しく抱き締めて頭を撫でてくれた。
その後もベッドの中でキスは沢山したが、明広は本当にそれ以上は手を出して来なかった。
彼と"おやすみ"を言い合った後、まりあはおずおずと、甘える様に彼に身を寄せる。
"…まりあー。…離れたくない。"
駅前で彼から囁かれた言葉が脳裏に再生され、まりあはまた、密かに涙を滲ませる。
(……明広さん…本当にそう思って、部屋に来てくれたんだ…。)
ーーーそう。
彼は"性欲解消"のためではなく、只々まりあと離れたくないから、まりあと一緒に居たいから、今夜彼女の部屋に泊まったのである。
まりあは明広の大きな腕の中で、暖かな幸福と安心感に包まれながら瞼を閉じたのだった。
昨晩の疲れがまだ残っていた二人は、風呂の後すぐ一緒にベッドに入った。
「せまー。」
「ふふふ…っ。ほんと、せまい~っ。」
「まぁまりあとくっつけるから良いけどねー。」
「ふぇ…っ!?あ…明広さん、いつまで甘々タイム続くんですか~っ。」
「これからずっと。」
「そんな…っ!心臓がもちませんよぅ~っ。」
「そのうち慣れるでしょ。僕はもう既にまりあを口説きまくる自分に慣れたし。」
「えぇ~…っ。慣れる気なんてしないです、全然~。」
真っ赤に染まった顔を両手で覆って恥ずかしがるまりあに、明広は思わず吹き出す。
彼女のその両手を握り顔の上からどけると、そっと小さな唇に口付ける。
「…幸せなクリスマスだったよ。まりあ、ありがとう。」
自分の出来る限りの優しい声色で、そう囁く。
すると感極まったまりあは「…ふぇ…っ」と情けない震える声を漏らしたかと思うと、みるみるうちに目に涙を溜め、泣き出してしまった。
「…うわ。今日は一度も泣かないでいられたのに、最後の最後で…。」
「あき…っ、あきひろさぁん…っ。私も、人生で一番幸せなクリスマスでした…っ。」
「…はいはい。」
「ありがとう~…っ。」
「いーえ。」
まりあが両手で涙を拭っていると、明広は優しく抱き締めて頭を撫でてくれた。
その後もベッドの中でキスは沢山したが、明広は本当にそれ以上は手を出して来なかった。
彼と"おやすみ"を言い合った後、まりあはおずおずと、甘える様に彼に身を寄せる。
"…まりあー。…離れたくない。"
駅前で彼から囁かれた言葉が脳裏に再生され、まりあはまた、密かに涙を滲ませる。
(……明広さん…本当にそう思って、部屋に来てくれたんだ…。)
ーーーそう。
彼は"性欲解消"のためではなく、只々まりあと離れたくないから、まりあと一緒に居たいから、今夜彼女の部屋に泊まったのである。
まりあは明広の大きな腕の中で、暖かな幸福と安心感に包まれながら瞼を閉じたのだった。