That's because I love you.
(…でも、何とか会わせてあげたいよ。あんな人でも、まりあは本気で好きなんだから…。でも私から御木本サンに直接言うのもな~…"うざい"とか思われてまりあに当たられたら嫌だし…。…よし、さりげなく知らせてみよう!まりあへの愛が少しでもあるなら、何かアクション起こしてくれるはずっ!)
そう思い立った華は放課後、明広のバイト先のファミレスへと出向いた。
明広は普段は厨房で働いているが、その日は病欠したウェイトレスの代わりに出勤したので、ホールでウェイターをしていた。
華は彼が自分のテーブルに近付いて来たタイミングで、スマホで大声で電話する振りをする。
「さっきさ!まりあ、誕生日プレゼント喜んでくれたよ~!そうそう!今日だよまりあの誕生日!うん!誕おめメッセ送っといてやってぇ~!」
「………!!」
華の側のテーブルに残った食器を片付けていた明広は、思わず声がした方へ振り返る。
(…あれはまりあの友達…。…まりあ、今日誕生日だったのか…!?)
デートをドタキャンした時まりあが一瞬見せた、寂しそうな表情が脳裏に蘇る。
盛大に動揺した明広が難しい顔で厨房に食器を下げに行くと、このファミレスの店長である男性から声が掛かった。
「御木本、15分休憩行っていいぞ~。」
「…はい…!」
明広は更衣室まで走ると、鞄の中からスマホを荒い動作で取り出し、まりあに電話を掛ける。
そう思い立った華は放課後、明広のバイト先のファミレスへと出向いた。
明広は普段は厨房で働いているが、その日は病欠したウェイトレスの代わりに出勤したので、ホールでウェイターをしていた。
華は彼が自分のテーブルに近付いて来たタイミングで、スマホで大声で電話する振りをする。
「さっきさ!まりあ、誕生日プレゼント喜んでくれたよ~!そうそう!今日だよまりあの誕生日!うん!誕おめメッセ送っといてやってぇ~!」
「………!!」
華の側のテーブルに残った食器を片付けていた明広は、思わず声がした方へ振り返る。
(…あれはまりあの友達…。…まりあ、今日誕生日だったのか…!?)
デートをドタキャンした時まりあが一瞬見せた、寂しそうな表情が脳裏に蘇る。
盛大に動揺した明広が難しい顔で厨房に食器を下げに行くと、このファミレスの店長である男性から声が掛かった。
「御木本、15分休憩行っていいぞ~。」
「…はい…!」
明広は更衣室まで走ると、鞄の中からスマホを荒い動作で取り出し、まりあに電話を掛ける。