きみは桜姫。
「ねぇ、あかりちゃん?何書いてるの?
ちょっと見せてよ」と、その子がおもしろそうに言った。

そのまま私のスケッチブックを取り上げてしまう。

「待って!」私はびっくりしたのと焦りで、思わず大きな声でそう言った。

しかし私の声は聞き届けられなかった。
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