ままになったら極上御曹司に捕まりました?!
❁
1時間半ほど動き、皆の飲むペースがゆっくりになってきたため、ロビーのベンチで休憩する。
結構歩き回るし、大変な仕事ね。
でもまぁ、自分たちが企画したパーティーが成功して良かった。
余興のビンゴゲームも、皆楽しんでくれていた。
それに、そろそろパーティーも終わる時間だ。
風見くんに挨拶して私も失礼しようかしら。
そう思って、立ち上がった時。
「あの、すみません」
誰かに呼びかけられて振り向くと、そこにはよく知った顔があった。
この方は専務……よね、?どうしたのかしら。
「はい、?」
「あの、これ良かったら」
そう言って差し出す彼の手にはカイロが乗っていた。
「私に?いいんですか?」
「はい、ずっと動いてらっしゃる様だったので」
「わざわざありがとうございます」
なんて優しいんだろう。
これ、いくつかあるので他の方にも渡して下さい。
「わざわざお気遣いありがとうございます。みんな喜ぶと思います」
どうやら専務は私がホテル側の人間だと思っているらしい。
まぁ、会社も大きいし沢山いる社員なんていちいちお覚えてられないわよね。
「いえいえ、今日のパーティーもお陰様で有意義に過ごせました」
「楽しんでいただけたみたいで、よかったです」
1時間半ほど動き、皆の飲むペースがゆっくりになってきたため、ロビーのベンチで休憩する。
結構歩き回るし、大変な仕事ね。
でもまぁ、自分たちが企画したパーティーが成功して良かった。
余興のビンゴゲームも、皆楽しんでくれていた。
それに、そろそろパーティーも終わる時間だ。
風見くんに挨拶して私も失礼しようかしら。
そう思って、立ち上がった時。
「あの、すみません」
誰かに呼びかけられて振り向くと、そこにはよく知った顔があった。
この方は専務……よね、?どうしたのかしら。
「はい、?」
「あの、これ良かったら」
そう言って差し出す彼の手にはカイロが乗っていた。
「私に?いいんですか?」
「はい、ずっと動いてらっしゃる様だったので」
「わざわざありがとうございます」
なんて優しいんだろう。
これ、いくつかあるので他の方にも渡して下さい。
「わざわざお気遣いありがとうございます。みんな喜ぶと思います」
どうやら専務は私がホテル側の人間だと思っているらしい。
まぁ、会社も大きいし沢山いる社員なんていちいちお覚えてられないわよね。
「いえいえ、今日のパーティーもお陰様で有意義に過ごせました」
「楽しんでいただけたみたいで、よかったです」