ままになったら極上御曹司に捕まりました?!
たどり着いた先は、首が折れそうになるほど見上げるのが大変なタワーマンションだった。
さっきから何度も住所を確認するが、そこに書いてあることが変わることは無い。
本当なここであってるの…?
それに正直なところ、夜の本番はなにをすればいいのか全くわかっていない。
こういう時って先に伝えておいた方がいいのかなと考えあぐねていた時。
〜♪
知らない番号から電話が掛かってきた。
『もしもし、』
『そろそろ着いた?』
『えっと…どなたですか?』
『…おい、自分の男の声を忘れたとか言わないよな』
自分の男…私の男ってことかしら。
『えっと、人違いだと思います』
「おい、花宮さくら」
何故か電話とすぐ後ろから、声が二重で聞こえる。
「えっ?」
「え、じゃないだろ。誰が自分の彼女を人まちがいするんだよ」
「専務…。どうして私の電話番号知ってるんですか?」
「こないださくらが寝てる間に拝借した」
「……。」
もう何も言葉が出ない。専務は思ってた性格とは真反対だわ。
「じゃ、行こっか」
そう言って専務は目の前の高層マンションに向かって歩いて行く。
「え、?ここですか?」
「うん、俺の家」
家!?やっぱり御曹司は格が違うな…
煌びやかな照明と、フカフカの絨毯に迎えられ、どこか異国のホテルに来たようだった。
颯爽とエスカレーターに乗り込んだ専務を慌てて追いかける。
専務は迷いなく1番上のボタンを押す。
こんな豪華なマンションってだけじゃなくて、最上階に住んでるのね…
「高いとこ、大丈夫か?景色はいいんだけど高さはかなりあるから…」
普通、ボタン押す前に聞くべきなんじゃないかしら…
「あ、特には大丈夫です」
「なら良かった。さ、降りて」
エスコートしてくれるところを見ると、やはりできる人なのね、と納得する。
さっきから何度も住所を確認するが、そこに書いてあることが変わることは無い。
本当なここであってるの…?
それに正直なところ、夜の本番はなにをすればいいのか全くわかっていない。
こういう時って先に伝えておいた方がいいのかなと考えあぐねていた時。
〜♪
知らない番号から電話が掛かってきた。
『もしもし、』
『そろそろ着いた?』
『えっと…どなたですか?』
『…おい、自分の男の声を忘れたとか言わないよな』
自分の男…私の男ってことかしら。
『えっと、人違いだと思います』
「おい、花宮さくら」
何故か電話とすぐ後ろから、声が二重で聞こえる。
「えっ?」
「え、じゃないだろ。誰が自分の彼女を人まちがいするんだよ」
「専務…。どうして私の電話番号知ってるんですか?」
「こないださくらが寝てる間に拝借した」
「……。」
もう何も言葉が出ない。専務は思ってた性格とは真反対だわ。
「じゃ、行こっか」
そう言って専務は目の前の高層マンションに向かって歩いて行く。
「え、?ここですか?」
「うん、俺の家」
家!?やっぱり御曹司は格が違うな…
煌びやかな照明と、フカフカの絨毯に迎えられ、どこか異国のホテルに来たようだった。
颯爽とエスカレーターに乗り込んだ専務を慌てて追いかける。
専務は迷いなく1番上のボタンを押す。
こんな豪華なマンションってだけじゃなくて、最上階に住んでるのね…
「高いとこ、大丈夫か?景色はいいんだけど高さはかなりあるから…」
普通、ボタン押す前に聞くべきなんじゃないかしら…
「あ、特には大丈夫です」
「なら良かった。さ、降りて」
エスコートしてくれるところを見ると、やはりできる人なのね、と納得する。