アクセサリーは婚約指輪だけ
「決まった?」

「へ?何が」

「スペシャルデート。
また、カウントする?」

「ダメ」

そう言って惠美里は俺の口を
手で塞いだ」

そうだな、キリがないな。行くか。リクライニングを戻して、助手席側のシートベルトをして、俺もシートベルトにしてパーキングブレーキを解除した。

「で、どれが良い?」

帰り道、相談して近い順番に行く事にした。日にちはまた相談しようとなったが、来月には行こうな。

マンションに着き惠美里を降ろして、部屋へ帰り出勤準備をして徒歩でマンションへ戻った。そして、美味しく茶葉のふりかけおにぎりと、さわらの和風ムニエル、味噌汁、サラダを食べて学校へ戻った。もちろん別れ際にはもう一度、誰にも見られないのを良いことに今日1番の大人のキスもした。
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