双子の貞子ちゃん
じっと見ていた私の視線に気づき、
『気になる?』
どきっとしたが、素直に頷けばパソコンをこちらに向けてくれた。
そこにはたくさんの文字が並び、見ているだけで目のチカチカが止まらない。
私の隣に座り、カタカタと操作する姿がカッコ良かった。
『すごい。…大人みたい。』
パソコンの前で仕事をするお父様を思い出す。
『まだまだ全然。…やってみる?』
ふるふると頭を振る。
『パソコンなんて触ったことないから。』
『なら、まずは文字入力から覚えないとね。』
そう言って彼、凪さんは私にパソコンの練習をさせてくれた。