もっと俺を欲しがって?
なんか!?したくなった!?
「そそそそれって…って、え!?」
次の瞬間には、驚くべきことに神子戸様は健やかな寝息をたてていた。
「えぇ…まじかあ…」
ずるずると、その場に腰が抜けたように崩れ落ちる私。
ってこれってもしかして、いやもしかしなくとも絶対に
「ファーストキスってやつだよね!?!?」
その問いかけに答えてくれる人は誰もいない。
ただ、柔らかい日差しだけが
昼の理科室に注ぎ込んでいた。