もっと俺を欲しがって?
「おい小柴。おまえ、神子戸澪と仲良かったの?ブレザーってなんのことだよ」
隣から戸澤が不機嫌そうに聞いてくる。
「え…と、それは」
「きみ小柴ゆあの、ともだち?」
スタッ、と、靴箱の上から華麗に降り立つ神子戸様。
「…クラスメイト」
「そーなんだ」
「お前こそ。小柴とどーゆう関係?」
「どーゆう?」
一瞬キョトン、とした神子戸様は、私を見て
「あー、うん。一回チューしたよー」
「ちょおおおおおおおっ!!!!!!」
私の絶叫が放課後の校舎に響き渡った。